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成長に制限をかけない

執筆者の写真: perugia japanperugia japan

千葉印西校


今日のテーマは【視野の確保】でした。

2vs2をメイントレーニングとし

視野の確保することの重要性を選手達に伝えていきました。


サッカーの試合では沢山の見るものがあります。

ボール、味方、相手、ゴール、スペースなど

見れるものが多ければ多いほど

その選手は視野が確保できていると言えます。


途中、コーチが「来てるぞ」と指示したにも関わらず

ターンして得点に繋げる選手がいました。

自らターンできると判断して

プレーを選択したのです。


アカデミー(チーム)では普段から

『コーチや親の言うことを聞いてばかりでは、成長に制限がかかる』と話しています。


少々荒っぽく聞こえてしまいますが

要するに何事も疑問を持って

自分の考えを持つということが

誰も助けてくれないピッチでは必要だということ。


コーチ、親、先生…

子供達からすれば絶対的な存在かもしれませんが

自分が大人になり

指導者という立場になると

全くそうではなかったことに気がつきます。


子供達を完全にコントロールするのではなく

いくつかの選択肢を与え自ら選択させる。

それくらいの役割が

子供の成長にはちょうどいいと思っています。


日本の子供達は大人の言うことは絶対だという教育を受け

言われたことに疑問を持たなくなり

思考が停止してしまっていることが殆どです。


逆にイタリアの子供達は自由を与えられ失敗を許容されて育つので

良い意味で大人の言うことを聞かないし

自ら判断することに何の躊躇もありません。


できるだけ起きた現象に対して

「○○したから○○されてしまった」というような

ネガティブな指摘をしないように気をつけています。


「ポジションニングが良ければ通されないぞ!」

という風に

「これが出来ればプラスの結果を出せる」という類の声かけで

こちらの方が選手は恐らく「やってやろう!」という気持ちでプレー出来るのではないかと思います。


これは普段の生活でも言えることですね。


こうすることで

選手達から『ミスしたら怒られる、言うことを聞かないと怒られる』というネガティブな感情が消え

自分の考え、自分を表現するということに開放的になります。


自ら判断できる環境

表現が許される環境に身を置くことが

選手達の個性を最も引き出せるのではないでしょうか。


私自身、まだまだ完璧にできているわけではなく

時には感情的に話してしまうこともあります。

皆さんと一緒に

今一度子供達へのアプローチをポジティブなものに変えていけたらと思います。


今日のMVPは、、、勇吹!!👏✨


勇吹:7

メキメキ力を付けてきている勇吹。

今日も試合では大暴れでしたね😄

キックが上手くなってきたので

シュートが決まるようになってきました。

印西校はみんな頑張ってくれるので

1人を選ぶのが難しい💦

他の選手もみんなすごく良かったです👏





ペルージャジャパン

河井

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