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大人が思っているより

執筆者の写真: perugia japanperugia japan


キャンプ最終日。

この日も1番乗りでグラウンドに来て

基礎トレーニングを1時間程行いました。

3日目ということもあり

しかも交代なしで

さらに相手よりも少ない人数で戦ってきたので

疲労が溜まっている選手が多かったですが

今回のテーマを意識して

スキルアップに取り組みました。

1日目、2日目に対戦したチームで負けたチームに

2-0、3-1で勝つことができたり

球際が強くなって強い相手に対して簡単にプレーさせなかったのは

キャンプを通して大きく変化して

選手達の成長を感じられました。


トロフィーには手が届きませんでしたが

予選は2位と善戦し

1日目からは想像できませんが

何か1つ違えば獲れていた内容でした。



ピッチ外でも、食事、集団生活など

できるだけ自分達で考えて

自分達でやってみることを伝えました。


「コーチ、これやっていいですか?」

「コーチ、これはどうすればいいですか?」

「コーチ、どこどこに行ってもいいですか?」


何をするにもコーチに聞くことから始まります。

それでは本質的に理解できないのではと思っていて

選手達には「失敗してもいいから、まず自分で考えてやってみろ」と。


当然、驚くような失敗が沢山起こりますが

そこから覚えていくことは

本人にとって強く印象に残るはずです。

この短いキャンプの間でも

「食事は大事なんだな」

「これはやっていい、これは良くない」

選手達は多くのことを覚えてできるようになりました。


1歩間違えれば怪我したり

体調を崩したり、誰かに迷惑かけたりするかもしれません。

でも、それが子供の特権だと僕は思っています。

迷惑かけても全く問題ない。

それで怒る大人がいれば

それは大人側が成長しなければいけないと思います。


子供達には無限の可能性がある。

と、月並の言葉ではありますが本当にそうで

その可能性を奪ってしまわないように

こうしろ、ああしろ、これはだめ、これは良い

答えを教えるのではなく

子供達の考えを育てていってほしいと思います。

大人達が思っているより

子供達はすごい能力を持っています。


今回、素晴らしい機会を頂いた保護者の皆様に感謝します。

そして遠くまで選手達の応援、サポートをして頂き本当に力になりました。

ありがとうございました!





ペルージャジャパン

河井


 
 
 

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