練馬区で行われた大会に参加してきました。
①切替え
②ディフェンスの意識
この2点をテーマに試合に挑みました。
結果は準優勝でしたが、大会の中で選手達の成長が感じられる内容でした。
決勝戦を前に、選手達に「今日勝ちたいか、内容を取るか、どっちがいい?」と聞くと
全員が「勝ちたい」と言いました。
では、自分達より現時点で強いチームに勝つ為にはどうしたらいいか話し合い
ビルドアップを捨てて、得点の可能性の高いエリアで勝負することを確認しました。
ペルージャではどれだけ劣勢でも、ビルドアップを放棄することはありません。
選手達の将来の為に、今やらなければいけない『育成』を行うようにしています。
ただ、同時にサッカーが全てではないという考えも持っています。
こういった緊張感の中で勝つことは、選手達に自信を与えることができます。
チームとして、仲間と苦難を乗り越えて喜びを共有することも
人間形成において非常に大切だと思います。
決勝戦を戦ってまず驚いたのは
選手達がしっかりと判断ができているということ。
ビルドアップを捨てる、と伝えたはずなのに
後半の1点ビハインドで得点が必要な状況下で
冷静にポゼッションをして崩そうとする選手達。
支配率もシュート本数も、内容では上回っていましたが、結果がついてきませんでした。
あのシュートが入っていれば
あの判断がもっと早くできていれば
あの1対1に負けていなければ
あの、、、、
負けた時はこう感じるものです。
シュート練習で1本1本に魂込めて打っていたか?
トレーニングから常に判断してプレーできていたか?
デュエルでは負けない意識を持って取り組めていたか?
トレーニングから120%で取り組んでいれば、想いが乗ってキーパーの手を弾いたかもしれない。
ポストに当たって入ったかもしれない。
あと1歩足が出せたかもしれない。
均衡した試合ではこうした差で試合が決まってきます。
選手達は最後まで勝てると信じていたし
あと1歩届かないことで悔しい思いをしました。
今回はとても良い経験になったかと思います。
もう1度、普段のトレーニングから、普段の生活から見直して
次また同じような局面に出会った時に
ボールに想いが乗るように丁寧に生活していきましょう!
暑い中、送り迎えして頂きました保護者の皆様、撮影をしてくださった保護者の方
また、大会をご招待して頂いた主催者の皆様、誠にありがとうございました。
ペルージャジャパン
河井コーチ
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