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みんなが頑張れるようになるわけではない

執筆者の写真: perugia japanperugia japan

U12はトレーニングマッチでした。


まず、今日も半数以上の選手が休んでいる中で

午前のトレーニングの後や

予定を変更して参加してくれた低学年の選手

そして送迎してくださった保護者の皆様ありがとうございました。

彼らがいなければ試合すらできない状況でしたので

大変助かりました。


さて、本題に戻ります。

今日の試合結果に関して何か言うことはありません。

当然、苦しい内容になることはわかっていたので

それは受け入れないといけません。


問題はそこではなくて

試合の中で頑張れる選手と頑張れない選手がいること。

そして試合後の選手達の振る舞いについては

思うことがあったので選手達には伝えました。


頑張るという表現はあまり好きではありませんが

あえて1番伝わりやすい言葉として使います。


暑さ

コンディションの悪さ

怪我の影響

メンタル的な問題


言い訳を探すとキリがありませんが

頑張れる選手と頑張れない選手がいました。


頑張れるということを重要視することには賛否両論があるかもしれません。

私自身、「頑張れ!」と選手達に言うことは

できるだけしたくないと思っています。

でも最近すごく使っていることに気がつきます。

それだけ試合の中で頑張りが足りていないことで

上手くいってない事が多く起こっています。


頑張るということができるかどうかは

大きな差として結果に現れます。

場合によっては技術面を上回る程

頑張るということは結果を左右します。


そして、レベルが上がってくると

頑張れない選手は殆どいなくなります。

ここで重要なのは

みんなが頑張れるようになるわけではなく

頑張れない選手は高いレベルに行くことができなくなるということです。


つまり、厳しい時や苦しい時を含め

頑張ることができるということは

小学生の頃から身につけるべきとても重要な要素です。


頑張れない選手というのは

ちょっとキツくなってきたというタイミングで

楽な道を探す癖がついている選手です。


反対に頑張れる選手というのは

困難だと感じた時に

如何に乗り越えるかを考えることができる選手です。


この違いはとても大きくて

幼い頃に頑張れない癖がつくと

その差を放っておけばどんどん大きくなっていきます。


結果、楽しいサッカーの時間でも

ちょっときついことがあると

なんとか逃げる道を探すという結果を招いてしまいます。

当然高いレベルに行くこともできなければ

熱量が上がらず上達スピードも緩やかであることは明白です。


小学生のうちから頑張れる選手(人間)であるということは

今後のサッカー人生において何よりも大事なことです。


頑張れない選手が試合に負けたところで

悔しさを感じられるはずがなく

昨日今日と試合後すぐにヘラヘラ笑っている選手達を見て

少し違和感を覚えたので

最後のミーティングでは少しストレートな表現で

選手達は動揺したかもしれませんが伝えておきました。


自分の中でベストを尽くせたのか

もう1度試合を振り返って自問自答してみましょう。




ペルージャジャパン

河井

 
 
 

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