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執筆者の写真perugia japan

このブレーキに気付く事


結果は得失点差で準優勝。

悔しい結果となってしまいました。


レベル差のある相手に対して

全ての試合で攻め続けながらも

引いた相手に得点が奪えない。


これ自体は問題ないのですが

ビルドアップに精度がなく

触られてはいけない場面で多く触らせたこと

得点を急ぐあまり、組み立てが雑になったことは改善が必要です。


ここ最近の試合では最もパフォーマンスが低く

「相手がどう」とかの前に、チームとして良くない出来でした。


『強いチームが勝つわけではない』

今まで自分達は挑戦者の立場でプレーしてきましたが

今回は逆の立場を経験しました。


ただ、最近は常に優位に立つ事が多く、それだけ成長した結果ですし

自分達が相手の陣地でボールを持ち、引いた相手に勝つ難しさを経験できてよかったと思います。


全体として良くない中にも

雅斗はロストが減って組み立てや

ディフェンス時にカバーリングできるようになりました。

拓奨のチームが苦しい時のリーダーシップができ

生の突破の後のクロスやシュートまで持っていく回数が増えました。

諒祐のシュートは決めきれませんでしたが

本数と勝負強さは圧倒的です。

ポジティブな面もいくつか見られました。


そして、今回特にみんなに伝えたかったのは

今回は正直物凄く運がない大会でした。

これを『運がなかった』で済ませて欲しくないということ。


シュートが尽くバーに弾かれる。

相手のたった1本のシュートに失点してしまう。

確かに運が悪いという印象ですが

僕は運を味方にする事ができなかったのは

普段の取り組みに甘さがあったからだと信じています。


「自分に甘くなかったか?」

「ズルしていなかったか?」

「人に優しくできていたか?

「1本1本のシュートを全力で打っていたか?」

など、普段から自分を律して追い込む事ができれば

必ず運が向いてくると信じています。


特に今日のように大会の緊張感のある中で

力の発揮できる選手と、そうでない選手の差は

普段から緊張感を持ってトレーニングしているかが大きく関わってきます。


今日は残念な結果ではありましたが

最近はすごく上手くいっていた中で、このブレーキは気が付く事が多くあり

優勝してはいけなかったと感じています。


明日からもう1度自分達を見つめ直していきましょう!

本日は遠くまでお越し頂き誠にありがとうございました。






ペルージャジャパン

河井コーチ


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