top of page
info699931

『量』と『向き』

トレーニングマッチでした。

選手達にはそれぞれ個性があり

基本的にはその個性に合わせてポジションやプレーを選択させますが

ディフェンスに関しては、ある程度チームの共通意識が必要です。

試合では、相手のパスコースを限定して

狙った場所に意図的にボールを動かせることをテーマとしました。


今回は相手がボールを繋ぐチームではなかったので

なかなか想定していたシュチュエーションにはなりませんでした。

ただ、戦術を実行に移そうとする意図は見えて

今後に期待できる内容でした。

選手個々に目を向けると

何人かの選手は本当に上手くなったと感じます。

一方で、伸び悩んでいる選手もいます。

伸びる選手と、そうでない選手

それは努力の『量』と『向き』で決まります。

今のアカデミーの選手達が

プロサッカー選手を目標にしているとすると

今の努力の『量』では到底届かなだろうなと思いますが

例えば、市選抜や県選抜に入る、J下部に合格することであれば

もう少し努力して『量』を確保すれば

十分に手の届く目標だと思います。

この『量』に関しては選手達個々の問題です。

ただ、『向き』に関してはコーチが答えを引き出すことはできると思っています。

最近、雅斗や諒祐のプレーが良くなったのは

急に良くなったわけでも、偶然ではなく

『向き』を正したことが原因だと感じます。


・どこがストロングで

・何が改善点なのか

・今、取り組むべきことは何で

・どんな選手を目指すのか


諒祐がCBをコンバートしたのは

チームの事情もありますが

その時にとにかくボールを奪われないスキルを身につけようと

何本蹴ったかわからないくらいパスコンをトレーニングしました。

雅斗に関しても徹底的に基礎を叩き込んで

スピードを活かしたプレーを意識させ

自信を持つように何度も言い続けました。

すぐには結果は出ませんでしたが

信じてトレーニングを続けてくれくれたことでが

今の成長に繋がっています。

まずはある程度量を確保すること。

これができていないのに「上手くなる」はあり得ません。

その上で思ったような結果が出ないと感じる選手は

努力の方向性が間違っているかもしれません。

いつでも相談してくれていいので

一緒に考えていきましょう。




ペルージャジャパン

河井


閲覧数:93回0件のコメント

最新記事

すべて表示

上手さで能力差を埋める

トレーニングを行いました。 アカデミーで取り組んでいることは 大きく分けて3つに分類できます。 ①技術のベースアップ ②フィジカル能力の向上 ③戦術的理解 この3つが統合されたトレーニングを提供するようにしており 少なくても1つのトレーニングに2つ以上の要素が含まれているよ...

Comments


  • 黒のYouTubeアイコン
  • Black Instagram Icon
  • ブラックTwitterのアイコン
  • Black Facebook Icon
bottom of page