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執筆者の写真perugia japan

8分間

暑い中でのトレーニングとなりました。


U9は試合の後半になるとパフォーマンスが落ちる傾向にあり

フィジカル的に改善が必要だと感じていました。

選手達から休憩の要求が3〜5分に1度あり

気温が高いのことを差し引いても

少しバテるのが早いように感じます。

ジュニアの試合は15分ハーフで

夏場は7分30秒に1度給水をはさみます。


つまり、8分くらいはどれだけ暑くても

走れないといけない計算になります。

この話を選手達にして

8分は止まらずに頑張ってみようと伝えると

その後は1度も止まることなく行うことができました。


「休みたい時に休める」と思うと

甘えが出て余計走れなくなるので

8分間は絶対に止めないと伝えることで

選手達の意識が変わって走れるようになり

トレーニングの効率も良くなります。

本当は走れないのではなく

精神的な弱さから走れなくなっていると思うので

選手達の意識レベルを上げていくことが大事だと感じました。

今の時代に合っていないと指摘されるかもしれませんが

キャンプの時と同じで

子供達はすごい能力を持っていて

それにセーブをかけてしまっているのは大人です。


今の保護者の皆様の時代のような

非科学的な根性論は根絶するべきではありますが

過剰にプロテクトしてしまうのも

子供の能力を伸ばしきれません。


ただ、今日も熱中症のような症状の選手が出ているので

それはこちらの配分に問題があるし

選手によって限界値やその日のコンディションにもよるので

見極めがとても難しいです。


せっかく、この暑い中参加してくれているので

何か持って帰ってもらえるように

明日も良く選手達を見ながら

全力でサポートします。




ペルージャジャパン

河井

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