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執筆者の写真perugia japan

無限にある選択肢の中

千葉印西校。


先週はお休みだったので

久しぶりの印西でのスクールとなりました。


今日のテーマは『プレーの優先順位』でした。

ボールを持った際の優先順位を考えさせました。


例えばオセロでは四角を取るとゲームを優位に進められる、というように

サッカーの試合においても

攻略すべきスペースがあって

それがセンターラインだと考えています。


センターハーフや、センターフォワードの位置に

良い形(又はタイミング)で

ボールを入れることができれば

攻撃を優位に進めることができます。


今日のトレーニングでは

ボールホルダーの選手が常に真ん中のスペースを意識する設定を作り

真ん中に良いタイミングで入れるトレーニングしました。


まだ技術的なエラーがあるので

気づけていても

上手くボールが入らないということはありましたが

意識していることは伝わってきたので良かったと思います。


ただ、状況によっては真ん中ではない時もあります。

そこは選手達が試合の中で判断しなければならないのですが

コーチが「真ん中を意識しろ」というと

そればかり意識して

全くタイミングではないのに真ん中に出してしまう

そんなシーンもありました。

それは今日のトレーニングに限ったことではなく

もっと言えばサッカーという枠組みを超えた場所でも良く起こります。


コーチや親は

子供達からすれば絶対的な存在かもしれませんが

自分が大人になり

コーチという立場になると

全くそうではなかったことに気がつきます。


日本の子供達は

大人の言うことは絶対だという教育を受け

言われたことに疑問を持たなくなり

思考が停止してしまっていることが殆どです。

これは状況変化が連続し

思考を巡らし続けないといけないサッカーをプレーする上で致命的なことです。


サッカーにおいても

子育てにおいても

子供達を完全にコントロールするのではなく

無限にある選択肢の中から

自らの経験から絞り出した3,4つ与え自分で選択させる。

それくらいの役割が子供の成長にはちょうどいいのではないでしょうか。


自ら判断できる環境

表現が許される環境に身を置くことが

子供達の個性を最も引き出せすことができると思ってまいます。


今日のMVPは、、、翔太!!👏✨


翔太:7

試合では相手のギャップ(相手と相手の間)に入って

ボールを受けられるシーンが何度もありました。

前を向く意識もあって

今日のテーマを意識したプレーができていましたね!




ペルージャジャパン

河井

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