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執筆者の写真perugia japan

対人は生物



対人強化クラス


今日のテーマは『1対1』でした。

トレーニングのことを書く前に

先日の体力テストで

対人クラスに参加している選手達は

相対的にドリブルの記録がとても良かったです。

まだ数回ですが

ドリブルに関しては量は裏切らないので

これからも継続していきましょう!



さて、このクラスは対人強化というだけあって

1対1で勝てる選手を育成することを目的としています。


1対1(オフェンス)で勝つ為には

3つの大きなポイントがあります。


①間合い(相手との距離)

②緩急(スピードの変化)

③逆を取る(フェイント)


この3つがキーファクターです。

そんなことはコーチから何度も言われているので

選手達は頭で理解していますが

実際に成功させるのが難しいです。



間合いをはかろうと思っても

相手も近づいてきたり

離れたりするので

自分だけでコントロールできるものではないし

1対1相手がいるのでコーンドリブルとは全く異なります。


コーンドリブルが上手いけど

対人になった途端ドリブルが機能しない選手は

スキルはあっても

相手の動きに対応しきれていないのが原因です。


この感覚は何度も対人トレーニングをやることで

自分の間合いや緩急のタイミング

特徴に合ったフェイントが見つかってきます。


あとはボールを持った時に

自分が目の前の相手を抜くイメージを持てるかどうか。

これは非常に大事なことです。



人間の脳はイメージしたことを実現しようとするようにできています。

イメージできないことは実現できません

それだけイメージの力は大きな影響を与えるのです。


これは1対1だけではなく

サッカーという枠組みでも同じことが言えます。


自分がどんなプレーをするのか。

今日の練習、試合でどう活躍するのか。



サッカーへ行く前

サッカーのトレーニング以外の時間で

どれだけイメージを膨らませているでしょうか。


真面目な選手こそ

「トラップは良かったけどパスが通らなかった」

「相手は抜けたけどシュートを外してばかり」

そう自分のプレーを反省ばかりして振り返ります。

それ自体は悪いことではないですが

失敗しても「でもこうしたら上手くいく」と

いかに良いイメージへ繋げられているかの方が大切です。


保護者の皆さんにお願いしたいのは

子供が上手くプレーできない時に

言いたくなる気持ちは理解できるのですが

決して子供を責めないであげてください。

それをすることで

子供の脳にネガティブなイメージ残ります。



そんなことは言われなくても子供達は理解しているので

良かった部分を拾って成功イメージを膨らませてあげましょう!


今日のMVPは、、、風佳!!👏✨


風佳:7

ボールタッチが正確になりました。

ディフェンスも自信をつけているし

対人プレーではオフェンス面でも間合いが素晴らしく

フィジカル的な強さに頼らなくても

対人で勝つことができるようになってきました。





ペルージャジャパン

河井

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